性犯罪者から、AVの創作物を真似たと証言する事例は後を絶ちません。
創作物だから、同意が取れたから、女性の尊厳を損ないまるで被害者が喜んでいるような描写をしていいのでしょうか。
同志社アメフト事件では、アルコールで動けないほど酩酊した状態の女性を自宅まで運び込み、朝四時半から輪姦しその様子を撮影するなど、生命の危険も脅かすような恐ろしい犯行を、学生複数人が行うという常軌を逸した事態が浮き彫りになりました。しかし、「昏睡レイプ」といったジャンルのAV作品は大量に存在するのです。創作物から受け取る認知の歪みは児童や若者の方が強烈なのです。泥酔したのだから、いちど行為を行ってしまえば、相手は受け入れる、相手は同意するのだといった思い違いをして犯行に及ぶのです。
＞少年たちは、「特殊な性嗜好の動画」について強烈なインパクトとともに大きな影響を受けています。たまたま検索で出てきた、今まで見たことのない類の、単に男性と女性が性交しているというものではなく、すごく暴力的だったりとか、倒錯的な内容をまだ人格形成が未熟で情報の選択能力が低い少年が観ることは、ショックが大きい、衝撃的な体験です。それが強烈に記憶に残っているケースもあり、彼らは動画の中にあった類似行為を社会の中で「反復強迫」として行動化しています。
（斉藤章佳氏）
「私のセックスで依存していただいて」江東区神隠し殺人事件
「私のセックスで私に依存していただいて」
「強姦ではなく」「調教」で性奴隷にしたい、女性と交際したことのない男性が、AVを見て自分のセックスで依存させることができると妄想し、同じ賃貸マンションに住む素性も知らない女性を監禁しようとして殺害した事件。
＞女性は手段や経緯がどうであれ、セックスで快感を得れば相手に依存していくものだ……そんな歪みきった思い込みは星島の中で肥大していた。
江東区神隠し殺人事件(文春オンライン)
「ケーキの切れない非行少年たち」より
＞アダルトビデオを見て、強姦は相手も喜んでいるんだ、と間違った認識をして、性犯罪に及んだ少年がいます。
＞児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。
人口の十数％いるとされる「境界知能」の人々は、認知力が弱く、ケーキを等分に切る事すらできない。アダルトビデオを見て、被害者が喜んでいると歪んだ認知をしているという報告。
ケーキの切れない非行少年たち https://motomiyaraimu.com/cake/
痴漢常習者たち
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