一緒に守ろう。女性の尊厳。

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ポルノ作品と表現の自由は別。

ビデオやパソコンで動画を見ていた頃に比べて、スマホで動画を見れてしまうことで、性犯罪、性トラブルは加速しています。

かつてはマイナージャンルだった露出やSM、凌辱もの、暴力表現作品と、その宣伝画像が、スマホで簡単に視ることができてしまうのです。

私たちはAV作品の性犯罪描写を規制してほしいとうったえています。 

いまAV作品の性表現の「凌辱もの」とされる作品が多くを占め、性犯罪はじめ暴力行為、屈辱的なこと、侮辱的なことが性的であるかのような認知の歪みが生まれています。性犯罪助長やパートナー間でのDV被害につながっています。 

過激な行為、侮辱的な描写が出演者の健康被害や精神的トラウマを生み出し、苦しめているばかりか、社会への悪影響もすさまじく、若者がAV描写を再現しようとする事件に発展し、女性の尊厳を奪っています。 

「調教」「凌辱」「孕ませ」など業界で流行する言葉でわかるようにAV作品のほとんどが女性を凌辱するもの、女性を虐待する作品です。

AV作品ではより過激な表現=女性が暴力的、侮辱的、屈辱的な行為を受けることに変換され、それが暴力的、侮辱的、屈辱的な行為に性的興奮をおぼえるという偏ったパラフィリア的見解が「性的」(相手も性的に興奮する要素)だという誤認が広く流布されてしまっています。

性行為がうまくいかない人がAVの行為を真似て過激な行為を行い相手を征服支配したり、屈辱的な思い、侮辱的な思いをさせたら相手が性的に支配されるのではないかという勘違いも少なくないのです。

性犯罪を量産している。

 一定数の認知のゆるい男性が、AV動画を視て被害者の女性は喜んでいると誤学習していたり、性犯罪表現を模倣して犯行に移しています。

児童性加害をする人が第一段階にするのは自己グルーミングと呼ばれます。自分の願望を正当化するのです。AV作品で児童を性加害していたり、SNSで同じ趣味の男同士で集まって自己正当化します。

若い世代の交際相手間のトラブル

 女性を侮辱すること、女性の身体の危険を伴う行為、そんな行為を性的なものとして受け入れる女性はいません。暴力的に、性的に征服したら、支配できるわけがないのに、交際を続けるつもりの相手にAVで誤学習したプレイを要求し、女性に逃げられています。女性は、「その行為は引く」とは相手に言いません。

 妻と遊びの女を分けるのだろうと考えられてもいますが、セックスレスになり、妻にもまともな性行為ができないのではないのでしょうか。

 男性の性行為機能不全は、男性のファンタジーを追求し、女性の妊孕性や児童までをも冒涜した妄想で、ひたすらに嫌われています。

日本人女性の尊厳が脅かされている

若い日本人女性の多くが、声を大にして言わないけれども「日本人の男性はキモい」と言います。

「キモい」理由は目つきや言動です。女性にケアをされて当然、女性を性的に消費していいと誤学習しているからでしょうし、親密になって話すことになると、日本人男性とのやりとりが気持ち悪くて逃げた体験があるのでしょう

海外に出ても、日本人女性はAVコンテンツの表現で嗤われるのです。「(風が)気持ちいい」と言ったらいやらしい言葉、「やめて」と言ったらAVに出てくる性的な言葉だと嗤われるのです。

日本人女性の尊厳が、AVの性表現によって脅かされている…。
「やめて」「いや」と言ったら性的に喜んでいる、受け入れている言葉だと受け止められるほど、日本のAVが有名で、なぜなら強姦されて女性が喜んでいるかのような性犯罪表現、性虐待表現がデフォルトのように行われていて、世界的に認知を歪められるまでに至っているのは、日本人女性へのヘイト、迫害ではないでしょうか。

それでも、多くの若い女性は「日本人男性は嫌」だと言います。

現状日本国内でもてはやされている「若い女性の意見」に日本人男性に迎合的な発言があったとしても、それは本当の声なのか、男性社会に求められて発していることなのか考えてみてほしいのです。

言葉に出さないでいる嫌悪に気づいて改善してほしいのです。

AVポルノは性風俗・性売買、女性の社会的地位、女性の困難、性犯罪、すべてつながっている

いま、AV女優だけで食べていくことも難しいと言われるくらい、ギャランティが低い傾向にあるようです。(アメリカでも同じ傾向)

性風俗で働くことを決めた女性に、AV出演をさせてそれを宣伝に使うパターンが増えているそうです。
無料出演を求められることもあるようです。

AVの世界と性風俗はこれまでにも密接な関係があり、風俗で働く女性たちが、AVにスカウトされ出演した例も少なくありません。AVに出演した女優が性風俗で働くことも。

AVの性加害表現で、性犯罪が増加する。性被害当事者がトラウマによって社会生活ができなくなり生活困窮に陥ったり、トラウマの再演の性化行動として性風俗就労やAV出演をしてしまうこともあります。

AVポルノの影響で、職場でセクハラや性被害を受けた女性が、職を追われて生活に困窮していく。

生活に困窮した女性や性被害当事者にとって、水商売や性風俗、性売買がその受け皿になっていっていくようではいけないのに、福祉やケアからこぼれおちた女性にとって、そこが居場所となってしまう…。

性売買の問題も、女性の困窮も、AVポルノも、つながっています。

売春防止法も困窮女性支援も、AVポルノの規制も、セットで改善していってほしいです。

➡つながり、強化し合うポルノ性被害

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